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コンテンツ東京2026に出展します
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コンテンツ東京2026に出展します

オプティは2026年6月17日(水)〜19日(金)に東京ビッグサイトにて開催されるコンテンツ東京に出展いたします。 コンテンツ東京とは コンテンツ東京は、コンテンツビジネスに関わるあらゆるプレイヤーが東京ビッグサイトに集まる、日本最大級のコンテンツビジネス総合展です。1,100社が出展し、約39,000名のビジネスリーダーや実務担当者が来場します。 コンテンツ東京 2026 にて、オプティ株式会社(OPTI)は「デジタルグッズ税申告対応」を中心に、ゲーム・デジタルコンテンツ業界向けのグローバル税務ソリューションをご紹介します。世界100カ国以上のVAT・売上税対応実績を持ち、Tax Technology × 実務代行で越境ECの税務を丸投げ可能。VDA対応や過去税額計算のほか、GDPR・CCPA・CRA(EUサイバーレジリエンス法)などのデータ保護・セキュリティ規制への対応も含め、デジタルコンテンツ特有の課題をワンストップで解決します。 開催概要 ■ タイトル:コンテンツ東京 2026(第19回) ■ 場所:東京ビッグサイト(西展示棟) ■ 日時:2026年6月17日(水
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コンテンツ東京2026にオプティが出展|成長するコンテンツ産業に必要な国際税務対応とPITRA・VDAサービス
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コンテンツ東京2026にオプティが出展|成長するコンテンツ産業に必要な国際税務対応とPITRA・VDAサービス

2026年6月17日〜19日、東京ビッグサイトで開催される「第19回 コンテンツ東京」にオプティ株式会社が出展します。本記事では、コンテンツ産業の成長トレンド、オプティが出展する意義、そして当社のPITRA・VDAサービスについてご紹介します。 成長を続けるコンテンツ産業と「コンテンツ東京」 コンテンツ東京は、日本最大級のコンテンツビジネス総合展です。アニメ、ゲーム、映像、IP活用、マーケティング、イマーシブテクノロジーなど、コンテンツに関わるあらゆる分野の企業が一堂に会します。 来場者数は年々増加しており、2024年の第16回では3日間で21,355人が来場。2025年の第17回、そして2026年の第19回と、回を重ねるごとに規模を拡大しています。2026年は「ファンコミュニティ マーケティングEXPO」が初開催されるなど、新たなセクションも加わりました。 この成長の背景には、コンテンツが単なる制作物にとどまらず、ブランド価値や事業成長に直結する戦略的資産として認識されるようになったことがあります。特に、日本のコンテンツIP(アニメ、マンガ、ゲーム等)は世界的な需要が急拡大
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btraxブログに見る、日本企業が海外進出を苦手とする理由|越境EC税務の現場から
越境EC

btraxブログに見る、日本企業が海外進出を苦手とする理由|越境EC税務の現場から

サンフランシスコに拠点を持つデザイン・ブランディングエージェンシーbtraxが公開している「日本企業が海外進出する際に乗り越えるべき10のハードルとは?」は、日本企業の海外展開における課題を鋭く指摘した記事です。 この記事を読んだとき、越境ECの税務・法務支援を日々行っているオプティの立場から、「まさにその通りだ」と深く頷く部分が多くありました。ここでは、btraxが指摘する各ポイントを引用しながら、越境ECの現場で私たちが感じていることをお伝えしたいと思います。 なお、このbtraxの記事が公開されたのは2011年です。あれから15年が経ちました。 15年前に指摘されていた課題が、2026年の今もほとんどそのまま通用してしまう——これは率直に言って、かなり衝撃的な事実ではないでしょうか。決断の遅さ、予算の出し渋り、語学への過度なこだわり、要件が固まらないまま時間だけが過ぎていく。15年間、日本企業の海外展開における構造的な課題は、本質的には何も変わっていないように思われます。 そしておそらく、このまま何も変えなければ、あと20年、30年経っても同じ記事が書かれ続けるのかもしれ
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越境ECで「何も決まらない」が続く理由|要件定義の重要性
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越境ECで「何も決まらない」が続く理由|要件定義の重要性

先日、前職時代の後輩と久しぶりに会いました。彼は今、大手戦略コンサルティングファームで働いています。近況を聞いてみると、「最近はずっと要件整理ばかりやっている」と言うのです。 要件整理——つまり、クライアントが何をしたいのか、何が課題なのかを整理する作業です。要件定義の一歩手前、と言ってもいいかもしれません。ヒアリングを重ね、資料をまとめ、報告書を作る。しかし結局、1年間かけて要件を整理しても何も決まらず、翌年またゼロから要件整理をやり直す——そんなプロジェクトが珍しくないそうです。 大手コンサルだからこそ成り立つビジネスモデルなのかもしれませんが、数千万円を費やして「要件をまとめただけ」で1年が終わるとしたら、それは本当にクライアントのためになっているのでしょうか。 要件整理と要件定義の違い 要件整理と要件定義は似て非なるものです。 要件整理は、現状の課題やニーズを「並べる」作業です。「こういう課題がある」「こういうことをしたい」というインプットを集めて分類する。重要ではありますが、それだけでは何も前に進みません。 一方、要件定義は、整理された要件をもとに「何を、いつま
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ゲーム・電子書籍業界で国際税務リスクが急増する理由|数億円の申告漏れが発覚したケースから考える
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ゲーム・電子書籍業界で国際税務リスクが急増する理由|数億円の申告漏れが発覚したケースから考える

2026年6月17日〜19日、東京ビッグサイトで開催される「第19回 コンテンツ東京」にオプティも出展いたします。本記事でご紹介したPITRA・VDAサービスの詳細説明に加え、Tax Technologyの導入事例や、コンテンツ企業特有の税務課題についての個別相談も承ります。 「うちも同じようなリスクを抱えているかもしれない」「海外売上の税務をそろそろ整理したい」とお感じの方は、ぜひブースにお立ち寄りください。 コンテンツ東京の公式サイトはこちらをご覧ください。 ゲーム、電子書籍、アニメ、マンガ——日本が世界に誇るコンテンツ産業は、いまや海外売上が国内を上回る企業も珍しくありません。経済産業省の調査によれば、日本のコンテンツ産業の海外展開規模は年々拡大を続けており、特にデジタルコンテンツの越境取引は急成長を遂げています。 しかし、この急速なグローバル化の裏側で、深刻な税務リスクが静かに膨らんでいるケースが少なくないようです。本記事では、なぜゲーム・電子書籍業界で国際税務の問題が特に顕在化しやすいのか、そしてなぜオプティがこの業界と多くのお取引をいただいているのかについて、背景を
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オプティ コーポレートサイトが全面リニューアル|越境EC・国際税務の「ナレッジサイト」へ進化
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オプティ コーポレートサイトが全面リニューアル|越境EC・国際税務の「ナレッジサイト」へ進化

2026年5月、オプティ株式会社のコーポレートサイトが全面リニューアルしました。 オプティは、越境EC・国際税務のプロフェッショナルとして15年以上の実績を持ち、NYSE上場のAndersen Groupの一員として活動しています。今回のリニューアルでは、企業紹介サイトからナレッジプラットフォームへの進化を目指し、デザイン・構成・コンテンツのすべてを刷新しました。 大企業からEC事業者まで。2つのサービスライン 新サイトでは、オプティのサービスが明確に2つのラインに整理されました。 Global Enterprise|大企業向け 「戦略から実務まで完遂する、唯一無二のパートナー。」をコンセプトに、海外展開する大企業向けの包括的なサービスを提供しています。 ・タックスアドバイザリー(進出前調査〜税務戦略策定〜実行支援) ・コンプライアンス支援(各国規制対応、内部統制強化) ・デジタル化・AI導入(税務プロセス自動化、データ基盤構築) ・VAT / 売上税の登録代行、納税代行 ・EPR・GPSR対応(EU環境規制への準拠) ・Merchant of Record(MoR)組
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越境ECにおける「二重課税」のリスク|GSTとVATの仕組みを正しく理解する
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越境ECにおける「二重課税」のリスク|GSTとVATの仕組みを正しく理解する

「GSTを払ったのに、なぜまた関税を取られるんですか?」。越境ECをしているとバイヤーからこういうクレームが届くことがあります。私も最初にこの問題に直面したとき、仕組みを正確に理解するまでに時間がかかりました。今回は「二重課税」と誤解されやすい税制の仕組みを整理したいと思います。 オーストラリアGSTの「マーケットプレイスファシリテーター制度」 オーストラリアでは2018年から電子商取引に対するGST(消費税、税率10%)の課税が強化されました。1,000豪ドル以下の低価値輸入品については、eBayなどのマーケットプレイスがGSTを代理徴収する仕組みになっています。 つまり、バイヤーがeBayで900豪ドルの商品を購入すると、eBayが自動的に10%のGST(90豪ドル)をチェックアウト時に徴収します。この金額はオーストラリア税務局(ATO)に納付されます。 ところが問題は、税関が「この荷物にGSTが支払済みかどうか」を必ずしも認識していないことです。特に通関システムとのデータ連携が不完全な場合、税関が独自にGSTを再徴収しようとするケースがあります。これが「二重課税」クレー
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越境ECマーケティングの先にある、税務という見落とされがちな課題
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越境ECマーケティングの先にある、税務という見落とされがちな課題

OPTIの淵上です。 世界へボカン株式会社の徳田祐希氏が、「ECの未来」チャンネルにおいて、越境ECマーケティングの戦略について網羅的に解説されています。14年以上にわたり日本企業の海外進出を支援されてきた徳田さんの知見には、学ぶべき点が多くあります。 本記事では、動画の要点を整理した上で、越境ECにおいて見落とされがちな「税務対応」の重要性について、私たちの立場から補足させていただきます。 動画の重要ポイント 1. 「本物の価値」を伝えるストーリーテリングの重要性 徳田さんが繰り返し強調されているのは、日本の製品、特に伝統工芸品の「価値の伝え方」です。東南アジア製の模倣品が市場に溢れる中、本物の価値を理解する消費者層は着実に増加しているとのことです。 しかし、品質が高いだけでは選ばれません。その製品が生まれた背景、職人の技術、素材へのこだわり。これらを「ストーリー」として構造的に伝えることが、価格競争に巻き込まれないための鍵になると考えられます。 徳田さんは、Amazonのような大型モールに頼るだけでなく、独自のECサイトを通じてストーリーテリングを行うことの重要性
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2026年にAmazon FBAを始める前に知っておくべきこと|変わり続けるルールと覚悟
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2026年にAmazon FBAを始める前に知っておくべきこと|変わり続けるルールと覚悟

2026年にAmazon FBAを始めることについて、海外のEC専門YouTuberが警鐘を鳴らす動画が話題になっています。その内容を日本の事業者向けに紹介しつつ、私なりの所感を加えてお伝えします。 2026年のAmazon FBAを取り巻く環境 Amazon FBAは今も多くのセラーが参入し続けているビジネスモデルですが、2026年時点でその環境は数年前と大きく異なっているといわれています。海外のEC専門YouTuberが「今すぐ見るべき警告」として発信している内容には、これからFBAを始めようとしている方にとって非常に重要な示唆が含まれています。 変わり続けるAmazonのルール 手数料の継続的な値上げ Amazonは定期的に各種手数料を改定しており、その方向性はおおむね値上がりが続いています。FBA手数料・紹介料・在庫保管料など、あらゆるコストが少しずつ上昇しており、以前は成立していたビジネスモデルが現在では採算が取れなくなっているケースもあるとのことです。 海外のコンサルタントたちは「Amazonのルールは常に変化しており、昨日まで有効だった戦略が今日通用しな
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国ごとの税金と制度、何から手をつけるか
越境EC

国ごとの税金と制度、何から手をつけるか

OPTIの淵上です。 前回の記事では、越境EC市場が実際に拡大していること、しかし「伸びている=儲かる」ではないことを論じました。 今回は国ごとの税金と制度に、どう向き合うかです。 PIVOTの番組でもこのテーマを取り上げましたが、時間の都合上かなり割愛せざるを得なかったため、本稿でより丁寧に考察してみます。 「税金のことは後で考えよう」が招く事態 越境ECを始める際、多くの事業者が最初に検討するのは「何を売るか」「どこで売るか」「いくらで売るか」です。 税金の問題は、後回しにされがちです。 その背景は理解できます。税務の話は複雑で、事業の拡大より先に取り組むべきとは感じにくい。まず商品を出品して、売上が立ったら考えよう。そう思うのは自然な判断といえます。 しかし、売上が立ってから対応に追われるケースを、現場では多数見てきました。 番組でもお話ししましたが、米国だけでも税の管轄地は14,000以上あります。税率の組み合わせは3億通りとも言われています。EUでは国ごとにVAT(付加価値税)の税率もルールも異なり、申告期限が10日しかない国も存在します。 こうした状況
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Amazonバーコードの基礎知識|UPC・FNSKU・GS1の違いと2026年の変更点
越境EC

Amazonバーコードの基礎知識|UPC・FNSKU・GS1の違いと2026年の変更点

Amazonのバーコード制度について、海外のEC専門YouTubeチャンネルがわかりやすく解説した動画が公開されています。2026年の変更点を含む重要な内容なので、そのポイントを日本語でまとめてご紹介します。 Amazonセラーが知っておくべきバーコードの基礎知識 Amazonに商品を出品する際、バーコードは避けて通れない重要な要素です。UPC・FNSKU・GS1など複数の種類があり、それぞれの役割や使い分けを正確に理解していないセラーも多いといわれています。海外のECコンサルタントによると、バーコードの設定ミスが原因で出品ができなくなったり、商品が他のセラーの商品と混在してしまったりするトラブルが起きているとのことです。 UPC・FNSKU・GS1の違いと役割 UPC(Universal Product Code) UPCは「ユニバーサル・プロダクト・コード」の略で、世界的に広く使われている商品識別番号です。日本ではJANコードとして馴染み深いものですが、アメリカではUPCが標準となっています。Amazonに新商品を登録する際には、このUPCコードが必要になります。
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越境ECは本当に伸びているのか
越境EC

越境ECは本当に伸びているのか

OPTIの淵上です。 先日PIVOTさんの番組「& questions」に出演し、Shopify Japanの熊澤さんと一緒に、越境ECとTAXテクノロジーについてお話しさせていただきました。 番組では限られた時間の中でかなり多くの話題に触れたため、本稿ではより詳細に考察してみたいと思います。 今回は「第1章:越境EC市場が急速に拡大している背景」です。TAXテクノロジーや電子インボイスの話は、次回に譲ります。 数字で見る越境EC市場の伸び 「越境ECが伸びている」というのは、数年前から繰り返し言われてきた話です。しかし、最近の成長ペースは、以前とは次元が異なると見ています。 McKinseyのレポートによれば、越境ECは2030年までに1〜2兆ドル規模の市場に成長すると予測されています(参考:McKinsey "Signed, sealed, and delivered")。Statistaの調査では、越境EC市場は2025年時点ですでに約4兆ドルに達しているとされています(参考:Statista "Cross-border e-commerce")。 複数の調査機関
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EU市場の変化と、日本企業の“動く速さ”の話
越境EC

EU市場の変化と、日本企業の“動く速さ”の話

OPTIの淵上です。 EU市場における越境ECの競争環境が、静かに変わりつつあります。規制の強化によって、対応が不十分な事業者が淘汰される一方、ルールを遵守できる事業者には相対的に有利な状況が生まれています。 日本企業にとって追い風と言えなくもない局面です。しかし、追い風を実際の機会として活かせるかどうかは、別の問題ではないでしょうか。 本稿では、私どもが現場で日本企業と中国企業の両方を支援する中で感じていることを、率直に書いてみます。 中国企業のスピード感は、正直すごい 私どもOPTIは、日本企業だけでなく中国企業のクライアントも多く抱えています。VAT登録、GPSR対応、EPR登録……手がける業務の内容は同じです。 しかし、意思決定と行動のスピードに顕著な差があります。 中国の事業者は、「EU市場に出る」と決定すると、必要な書類を収集し、VAT登録を申請し、現地の責任者を手配し、場合によってはEU法人まで設立する。これを数週間で完了させます。 「この書類が不足しています」とお伝えすると、翌日には揃っています。「この点についてはどうされますか?」と確認すると、即座に
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AI時代の越境EC、"売る前の準備"とは
越境EC

AI時代の越境EC、"売る前の準備"とは

OPTIの淵上です。 AIが商品を比較・推薦する時代が現実のものになりつつあります。越境ECにおいても、「AIに選ばれる事業者」と「選ばれない事業者」の差が、今後ますます可視化されていく可能性があります。 そのとき問われるのは、商品の品質や配送の速さだけではないかもしれません。制度面の準備——VAT登録、製品安全規制への対応、包装材のコンプライアンス——こうした「見えにくい準備」が、AIによる評価軸に組み込まれていく可能性があると見ています。 本稿では、「売ること」の前に整えるべき準備について、私どもが現場で見てきた事例を交えて考察してみます。 越境ECの準備って、何を想像しますか 「越境ECを始めたい」とご相談にいらっしゃる事業者の方々に、まず何から着手されたかを伺うと、概ね以下のような答えが返ってきます。 「Shopifyでストアを作りました」 「商品ページを英語にしました」 「Amazonに出品しました」 それ自体は適切な第一歩といえます。しかし、私どもが「販売先の国でVAT登録はお済みですか?」と確認すると、ほぼ全ての方が「それは何でしょうか」という反応をされま
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ViDA(VAT in the Digital Age)|EUのVAT制度がデジタル時代に向けて大きく変わる
越境EC

ViDA(VAT in the Digital Age)|EUのVAT制度がデジタル時代に向けて大きく変わる

越境ECの税務に携わっていると、常に制度の先を読むことが求められます。現在、EU VAT制度の最大の変革と言われているのが「ViDA(VAT in the Digital Age)」です。2025年3月に欧州理事会で最終合意に達したこの改革は、2030年代にかけて段階的に施行される予定で、越境ECセラーのオペレーションや税務コストにも少なくない影響を与えると予想されます。 ViDAとはなにか ViDA(VAT in the Digital Age)は、欧州委員会が2022年12月に提案したEU VAT制度の包括的デジタル化改革パッケージです。2025年3月の欧州理事会での最終合意をもって法制化が確定しました。 背景には、EU加盟国のVATギャップ(本来徴収すべきVATと実際の徴収額の差)の深刻さがあります。欧州委員会の推計では、2022年のEU全体のVATギャップは約610億ユーロに上ります。このうち相当部分が、デジタル取引の不申告や越境取引の申告漏れによるものとされています。たとえばマルタのVATギャップは24.2%と加盟国中でも特に高い水準であることが知られており、加盟国全
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Japan Finds byGMOに見る越境ECの新しい始め方と、セラーが知っておくべき税務の話
越境EC

Japan Finds byGMOに見る越境ECの新しい始め方と、セラーが知っておくべき税務の話

OPTIの淵上です。 GMOグローバルECが提供する越境EC支援サービス「Japan Finds byGMO」が、注目を集めています。国内のEC事業者がmakeshopの商品情報をそのまま連携するだけで、eBayをはじめとする海外ECモールへの出品・販売が可能になるというサービスです。 GMOグローバルECの取締役である横川広幸さんとは旧知の仲で、越境EC業界の動向について意見交換をさせていただく機会も多くあります。横川さんは同社のブログでも越境ECに関する鋭い考察を発信されており、業界への貢献は大きいものがあります。 「テストマーケティング」としての越境ECという発想 Japan Findsの興味深い点は、越境ECを「まず試してみる」ためのプラットフォームとして位置づけていることです。 従来、海外販売を始めるには、多言語対応、決済、物流、顧客対応と、相応の準備とコストが必要でした。特に中小企業にとっては、「やってみたいが、失敗したときのリスクが大きい」という心理的なハードルが参入障壁となっていたのではないでしょうか。 Japan Findsでは、商品登録から多言語翻訳、
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2025年以降のアメリカ越境EC|関税の混乱がセラーに何をもたらしたか
越境EC

2025年以降のアメリカ越境EC|関税の混乱がセラーに何をもたらしたか

2025年は、アメリカ向け越境ECにとって「激動の年」と後から振り返られる年になるかもしれません。関税率の頻繁な変更、HTSコード管理の重要性増大、de minimis規制の見直し——これらが重なり合い、アメリカ市場でのビジネスは以前とは別物になりつつあります。今回は私が感じているアメリカ越境EC市場の変化と、セラーへの影響を整理したいと思います。 関税率の「コロコロ変わる」現実 2025年を通じて、アメリカの対日本関税率は何度か変動しました。4月の24%発表、その後の90日猶予、そして15%前後への調整——数ヶ月のうちに大きく動いたのです。この「流動性」自体がセラーにとって大きなリスクです。DDP配送で関税をセラー負担にしている場合、関税率が上昇すれば即座にマージンを圧迫します。私のクライアントの中にも、DDP設定のまま税率変更を見逃してしばらく赤字で販売し続けていた、という方がいました。 HTSコードの重要性増大と誤申告リスク 以前は「とりあえず一番近いコードで」という感覚で申告していたセラーも多かったかもしれません。しかし2025年以降、CBP(米国税関国境保護局)の
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AIエージェント導入の前に知っておきたい、EUの3つの規制
AI

AIエージェント導入の前に知っておきたい、EUの3つの規制

OPTIの淵上です。 AIエージェントの活用が急速に広がっています。カスタマーサポートの自動化、商品推薦、在庫管理の最適化、さらには営業活動の自動化まで。越境ECの領域でも、AIエージェントを業務に組み込む企業が増えてきているように見受けられます。 こうした流れ自体は、ビジネスの効率化と競争力強化の観点から前向きに捉えるべきものだと考えます。しかし、AIエージェントの導入を検討される際に、あわせて把握しておくべき規制の動きがあります。 本記事では、EUを中心に進行している3つの規制――サイバーレジリエンス法(CRA)、EU AI法、GDPR――について、AIエージェントとの関連で整理します。 なお、本記事は法的助言を目的としたものではありません。具体的な対応については、各分野の専門家にご相談ください。 サイバーレジリエンス法(CRA):デジタル製品のセキュリティ義務 EUのサイバーレジリエンス法(Cyber Resilience Act / CRA)は、「デジタル要素を含むすべての製品」に対して、セキュリティ要件を義務づける規制です(参考:European Commiss
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DDPとDDU、越境ECセラーはどちらを選ぶべきか|2025年の配送戦略
越境EC

DDPとDDU、越境ECセラーはどちらを選ぶべきか|2025年の配送戦略

越境ECを続けていると、必ずぶつかる問題があります。「DDPで送るべきか、DDUで送るべきか」——この問いは、関税コストの分担をめぐる永遠の議論と言っても過言ではないかもしれません。2025年に入り、eBayがDDP誘導を強めていることで、この問題が再び注目されています。今回は私がセラー仲間から聞いた実体験を交えながら、両者のメリット・デメリットを整理したいと思います。 DDPとDDUの基本 DDP(Delivered Duty Paid)は、輸出側(セラー)が関税・輸入税・手数料をすべて負担し、バイヤーのドアまで届ける方式です。バイヤーにとっては「表示価格がすべて」で追加費用なしという安心感があります。DDU(Delivered Duty Unpaid)は、関税をバイヤー側が負担する方式です。バイヤーが配達前に通関手数料と関税を支払う必要があり、これが想定外の請求として不満につながるケースがあります。 eBayのDDP誘導の動き 2024年後半から2025年にかけて、eBayはDDP配送を選択したセラーに対して検索順位での優遇や「関税込み」バッジの表示など、実質的なDDP
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Peppolとは何か|デジタルインボイスの世界標準と各国の「方言」問題
越境EC

Peppolとは何か|デジタルインボイスの世界標準と各国の「方言」問題

越境ECの税務に携わっていると、最近避けて通れなくなってきたのが『デジタルインボイス』の話題です。私はかつて外資系ファームで欧州に滞在していた際、各国のインボイス制度の違いに驚いた経験がありますが、今やその違いがデジタルの世界でも再現されているように感じます。 今回は、デジタルインボイスの世界標準として注目される「Peppol(ペポル)」について、その概要と各国独自の「方言」問題、そして越境EC事業者への影響をお伝えしたいと思います。 Peppolとは何か Peppolとは、Pan-European Public Procurement OnLineの略称です。もともと2008年にEUの公共調達の電子化プロジェクトとして始まりましたが、現在は電子インボイスの国際的な交換ネットワークとして大きく発展しています。 運営はOpenPeppolという非営利団体が担っており、各国の認定アクセスポイントを通じて企業間でデジタルインボイスを安全にやり取りできる仕組みです。 Peppolが採用している「4コーナーモデル」は、送信者→送信側アクセスポイント→受信側アクセスポイント→受信者とい
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イタリアVAT登録の「€50,000保証金」問題|OPTIが実現するコストゼロの参入スキーム
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イタリアVAT登録の「€50,000保証金」問題|OPTIが実現するコストゼロの参入スキーム

EU圏内でのEC販売を拡大する日本企業にとって、イタリアは大きな市場です。しかし、イタリアでのVAT登録には他のEU加盟国にはない独自のハードルが存在します。それが「財務保証金(Bank Guarantee)」の問題です。 本記事では、イタリアVAT登録の仕組み、なぜ高額なコストが発生するのか、そしてOPTIがどのようにしてそのコストを大幅に削減しているのかを解説します。 イタリアVAT登録の基本 EU域外の企業(日本企業を含む)がイタリアでVAT登録を行う場合、「税務代理人(Fiscal Representative)」の任命が義務付けられています。これは他のEU加盟国と同様ですが、イタリアでは税務代理人に対して追加の要件が課されています。 €50,000の保証金問題 2025年以降、イタリアの税務当局(Agenzia delle Entrate)は、EU域外企業の税務代理人に対し、€50,000(約800万円)の財務保証金の提出を義務化しました。この保証金はVIES(EU域内取引情報交換システム)への登録・維持に必要で、有効期間は36カ月です。 この保証金は銀行保証
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越境ECの返品トラブル|「偽物すり替え」「Payment Dispute」急増の実態
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越境ECの返品トラブル|「偽物すり替え」「Payment Dispute」急増の実態

越境ECを続けていると、返品は避けられない課題です。しかし最近、その質が変わってきているように感じます。単なる気が変わった、サイズが合わなかったという返品ならまだしも、偽物すり替え詐欺やPayment Dispute(支払い異議申し立て)が急増しているという話を、セラー仲間からよく聞くようになりました。今回はその実態と、私が考える実務的な対策をお伝えします。 高額品の返品で関税ダブルパンチ 例えば3万円の商品をアメリカに販売し、バイヤーが返品を要求した場合、国際返送料(30から80ドル程度)、日本への再輸入時の関税(場合によっては数千円)、eBayの返品手数料(一部ケース)を負担する可能性があります。私のクライアントが経験したケースでは、3万円の陶器を返品されたところ、返送料と再輸入関税で約1万5,000円のコストが発生したと聞きました。商品自体の仕入れ原価を合わせると完全に赤字です。フリーリターンポリシーを設定していたため、返送料もセラー負担になっていたのが致命的でした。 偽物すり替え詐欺の手口 越境ECで急増しているのが、高額品の「すり替え返品」詐欺です。バイヤーが正規
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GPSR(一般製品安全規則)と認定代理人(AR)|EU販売に必要な対応と確認事項の全体像
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GPSR(一般製品安全規則)と認定代理人(AR)|EU販売に必要な対応と確認事項の全体像

2024年12月13日、EU全域で「一般製品安全規則(General Product Safety Regulation / GPSR)」が本格施行されました。これにより、EU域内で消費者向け製品を販売するすべての事業者——EU域外の製造者を含む——に対して、新たなコンプライアンス義務が課されています。 本記事では、GPSRの制度概要、事業者に求められる対応事項、そしてEU域外事業者にとって特に重要な「認定代理人(Authorised Representative / AR)」の役割について解説します。 GPSRとは何か GPSRは、EU域内で販売されるすべての非食品消費者向け製品に対して、高い水準の安全性を確保することを目的とした規則です。従来のGPSD(General Product Safety Directive / 一般製品安全指令、2001年制定)を置き換える形で、より包括的かつ厳格な要件を定めています。 GPSDが「指令」であったのに対し、GPSRは「規則」であるため、EU全27加盟国で直接適用されます。各国の国内法への置き換えを待つ必要がなく、統一的なルールと
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トランプ関税24%の衝撃|日本の越境ECセラーは何をすべきか
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トランプ関税24%の衝撃|日本の越境ECセラーは何をすべきか

2025年4月初旬、トランプ大統領が日本への関税24%を発表した瞬間、私のもとには複数のクライアントから同日中に問い合わせが届きました。セラーコミュニティのSlackやLINEグループも一気に騒然となり、え、24%って本当?アメリカ向けの出品、全部止めた方がいい?という声が飛び交っていました。 私は大学時代にアメリカに留学していました。あの国の政策変動の速さ、一夜にして変わるルールへの慣れを、身をもって知っているつもりです。それでも今回の関税発表は、想定を超えるスピードと幅でした。 何が起きたのか:2025年4月の関税措置 トランプ政権は2025年4月2日(現地時間)、いわゆる「相互関税」政策の一環として、日本からの輸入品に対して24%の追加関税を課すと発表しました。中国製品には一部125%超の関税が課されており、日本はそこまでではないものの、かなり高い水準です。その後、90日間の猶予措置が発表され、日米交渉の結果として15%程度に落ち着くのではという観測も出ています。ただし本稿執筆時点での情報であり、状況は流動的です。最新の税率については必ずCBP(米国税関国境保護局)の公式
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