AI

A collection of 2 posts
AIエージェント導入の前に知っておきたい、EUの3つの規制
AI

AIエージェント導入の前に知っておきたい、EUの3つの規制

OPTIの淵上です。 AIエージェントの活用が急速に広がっています。カスタマーサポートの自動化、商品推薦、在庫管理の最適化、さらには営業活動の自動化まで。越境ECの領域でも、AIエージェントを業務に組み込む企業が増えてきているように見受けられます。 こうした流れ自体は、ビジネスの効率化と競争力強化の観点から前向きに捉えるべきものだと考えます。しかし、AIエージェントの導入を検討される際に、あわせて把握しておくべき規制の動きがあります。 本記事では、EUを中心に進行している3つの規制――サイバーレジリエンス法(CRA)、EU AI法、GDPR――について、AIエージェントとの関連で整理します。 なお、本記事は法的助言を目的としたものではありません。具体的な対応については、各分野の専門家にご相談ください。 サイバーレジリエンス法(CRA):デジタル製品のセキュリティ義務 EUのサイバーレジリエンス法(Cyber Resilience Act / CRA)は、「デジタル要素を含むすべての製品」に対して、セキュリティ要件を義務づける規制です(参考:European Commiss
4 min read
AI時代の越境EC、"売る前の準備"とは
越境EC

AI時代の越境EC、"売る前の準備"とは

OPTIの淵上です。 AIが商品を比較・推薦する時代が現実のものになりつつあります。越境ECにおいても、「AIに選ばれる事業者」と「選ばれない事業者」の差が、今後ますます可視化されていく可能性があります。 そのとき問われるのは、商品の品質や配送の速さだけではないかもしれません。制度面の準備——VAT登録、製品安全規制への対応、包装材のコンプライアンス——こうした「見えにくい準備」が、AIによる評価軸に組み込まれていく可能性があると見ています。 本稿では、「売ること」の前に整えるべき準備について、私どもが現場で見てきた事例を交えて考察してみます。 越境ECの準備って、何を想像しますか 「越境ECを始めたい」とご相談にいらっしゃる事業者の方々に、まず何から着手されたかを伺うと、概ね以下のような答えが返ってきます。 「Shopifyでストアを作りました」 「商品ページを英語にしました」 「Amazonに出品しました」 それ自体は適切な第一歩といえます。しかし、私どもが「販売先の国でVAT登録はお済みですか?」と確認すると、ほぼ全ての方が「それは何でしょうか」という反応をされま
6 min read